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初午(はつうま)

2月の最初の丑の日に伏見稲荷大社をはじめ、全国各地の稲荷神社などで祭がおこなわれます。
和銅4年のこの日に稲荷社が初めて三ケ峰(稲荷山)に降臨されたことに因なんだもので、稲荷神社の総本社である
伏見稲荷大社の鎮座の由来ともなっており、全国の稲荷神社では特に重要な日として
祭がおこなわれています。

その年の五穀豊穣や、養蚕地帯では繭玉を供えて養蚕の祈願をおこなったり、
漁民の間では豊漁の祈願がおこなわれます。
現在では商売繁盛・事業繁栄などを願う人々で各地の神社が賑わいます。

稲荷神は、後に仏教の荼吉尼天(だきにてん)と習合したため、
豊川稲荷(愛知)など仏教系の稲荷祠のほか、家庭や企業でお祀りされている稲荷社などでも
初午の行事が盛んにおこなわれています。


<参考>お稲荷様とは?
全国で 最も多く 祀られている神社で、約3万社位あると言われます。

赤い鳥居に 狐の狛犬、 2月の初午と、非常に 民衆に とけこんだ 親しみのある 神さまです。

赤い色は 豊年を 象徴する色と 伝えられ、狐は神さまの お使いと信じられ、
初午は お稲荷さまの 鎮座の日にちなんでいるとして、稲荷信仰の歴史と 特色を あらわしています。

総本社は 京都の 『伏見稲荷大社』です。
ご祭神は「宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)」
上記の和銅4年2月7日 初午の日の鎮座と考えられている。
別名「倉稲魂神(うかのみたまのかみ)」。

稲荷の神は もともと農業の神で ありますが米1粒が 何倍にもふえるようにと、
殖産の神としてあがめられるように なり、商売繁盛の福の神は もとより 諸産業の守護神として、あらゆる職業の人に信仰されています。
by tamako0070 | 2007-01-31 18:31 | 神社
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