平成21年度の三社祭は?神輿の新ルール「神輿の順番など明確化」

浅草の三社祭が15日から3日間、開催されることを受け、主催者の浅草神社の氏子らで作る「浅草神社奉賛会」は9日、記者会見を開き、実施要項を発表した。「同好会」と呼ばれる一般担ぎ手が神輿(みこし)に乗るなどしたため、中止となっていた「宮出し」が2年ぶりに復活するが、今回初めて奉賛会と同好会が話し合い、新たなルール作りにこぎ着けた。

神輿乗り禁止令を破って担ぎ手が乗った本社神輿(一昨年撮影)  三社祭の最大の見せ場である宮出しは、最終日の17日。神社のご神体を乗せた3基の本社神輿が、境内から南部、東部、西部の各地区に繰り出す。

 かつては若手の氏子らで担いでいたが、都市化の影響で“浅草っ子”が減り、担ぎ手として地元以外の人たちで作る「同好会」が参加するようになった。

 ところが、最近では宮出しに参加する約1万人を超える担ぎ手の8割以上を同好会が占め、逆に氏子が担げなくなることもあった。さらに、一部の同好会が禁止されている神輿乗りを繰り返すようになり、一昨年には逮捕者も相次ぎ、昨年の宮出しは中止となった。

 今年は、宮出し復活に加え、工事で境内が例年より狭いという事情もあったが、「祭りは神社と氏子のもの」という思いが強い奉賛会側は、4月になっても同好会側と祭りの運営を話し合うことはなかった。このため、浅草署が「当事者意識や危機感が欠如しているのではないか」と、文書で厳しく実施要項の提出を求める異例の事態になっていた。

 両者は4月24日にようやく話し合いを始め、氏子と同好会の担ぐ神輿や順番を明確に分けるなど、従来と手順を変更した実施要項を策定した。

 同好会で作る「三社祭同好会連絡評議会」の木村忠司代表は「奉賛会との話し合いで、同好会側にもルール厳守の意識が高まる」と話す。一方、奉賛会の内田宗孝事務局長は「また違反があれば、再び厳しい対応も検討する」としており、今回の結果が来年以降に大きく影響しそうだ。

(金杉康政)

(2009年5月10日 読売新聞)
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by tamako0070 | 2009-05-10 18:04 | お祭り
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